シックスストローク(6つ打ち) | ルーディメンツ9選と練習法

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シックスストローク(6つ打ち) | ルーディメンツ9選と練習法

 

 

2回連続するディドル(RRもしくはLLなどのダブルストローク)をアクセントで挟んだルーディメントです。ダブルストローク系ルーディメンツの中では難易度は高め。

 

打楽器芸術協会(PAS)によって後から加わったルーディメントですが、ドラムセットへの応用が利きやすく、その手順を6連符に当てはめたものは教則本などでもよく取り上げられます。

 

シングルでは不可能だった高速6連符フレーズにも楽に対応できるようになります。

 

パラディドル・ディドル(RLRRLL、LRLLRR)とセットで習得しておくと応用力はさらにアップするでしょう。

 

シックスストロークロール

The Six Stroke Roll

 

シックスストロークロール1

or

シックスストロークロール2


シックスストロークを叩くための練習@

シックスストロークの練習@

 

※ノーアクセントの音符をシングル、ダブルで叩き分ける練習(1,2小節)。連続して叩く練習(3,4小節)です。

 

練習時のポイント

  • まずはアクセント移動A | 打楽器上達に欠かせない10の基礎練習メニューを叩けるようになっておきましょう。16分音符の中に連続してアクセントが付くパターンは他にも3パターンあります。
  • このルーディメンツを連続させるとき、フレーズ全体が“バタバタ”になってしまわないように注意しましょう。「タ・・タタ・・タ」という音形がリズミカルに浮き出てくるようするにはアクセントは“しっかり”、ノーアクセントを“軽やかに”といったイメージです。

    また、音は軽くなっても“粒を立たせる”ことが大事です。

シックスストロークを叩くための練習A

シックスストロークの練習A

 

※シックスストロークの6連符バージョンの基礎練習(1,2小節)と、それを応用させたパターンの練習(3,4小節)です。

 

練習時のポイント

  • 音粒が等間隔になるように、ストロークをうまく調整するところがポイントです。感覚に慣れるまではまずは、1,2小節間をゆっくりなテンポ繰り返し練習しましょう。
  • 3,4小節は応用フレーズの一例です。アクセントをトムやシンバルなど、ノーアクセントをスネアドラムに割り当てることだけでも、「ドラムソロ」や「フィルイン」として使えますね。
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