TURKISH（ターキッシュ） | ハイハットシンバルの種類と特徴

ブライトな倍音とマイルドな倍音が混ざり合って、ハーモニックな響きを創り出しています。
伝統的な製法を継承するトルコ・シンバルの見本みたいなサウンドですね。
あまり日本に出回っていないのか、楽器店にも並ぶことがあまりないターキッシュシンバルですが、見かけた際はぜひチェックしておきたいところです。
トップ、ボトムの単品販売も可能なので、お好みのサウンドに合わせてのカスタマイズができます。

柔らかく深みのあるサウンドが大きな特徴ですが、キレ味ある粒立ちも発揮しています。
アンサンブルに深く溶け込みながら主張を忘れないキャラクターですね。
ターキッシュ・シンバル全部に言えることですが、サステインの響きが非常に繊細です。

柔らかさ、キレの中に「土臭さ」が共存したようなニュアンス。
汎用性が高いわけではないですが、非常に音楽的表現力に優れたサウンドと言えるでしょう。
伝統的なジャズサウンドを求める方は要チェックです。

音溝（レイジング加工）を施した部分と施してない部分を分けたちょっと珍しいシンバル。
素材本来の音と倍音豊かな柔らかい音を調和させることで、ややミステリアスな広がりある響きを実現させています。
似たような仕様のモデルに、神保彰プロデュースの「Zildjian（ジルジャン）/Kカスタム/ハイブリッドハイハット」がありますね。