マレットの種類と選び方 | マリンバ講座 第2回

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マレットの種類と選び方 | マリンバ講座 第2回

マリンバのマレット

 

マリンバのマレットは演奏する曲のイメージや、演奏する場所の響き、アンサンブルをする場合であれば他とのバランスによって、さまざまな状況、環境に合わせ選択します。
もちろん、自分の手に対してのバランスや叩きやすいと思えるものを選ぶのも大切です。

 

マレットを選ぶ際にチェックする主なポイントは・・・

 

  1. 重さ
  2. 柄の種類、長さ
  3. ヘッドの材質、形

 

です。

 

1、マレットの重さ

 

いろんなメーカーからマレットがラインナップされていますが、そのほとんどが硬さの種類分けがなされています。
(※その基準はメーカーやモデルそれぞれです)

 

マレットの硬度

マリンバマレットの種類、硬さ

 

上記以外にもメーカーによってはベリーハードやベリーソフト、さらにはエクストラハードやエクストラソフトといった種類も用意されています。
それぞれに目的・用途に従った利用をすることが大切ですが、初心者の方はまずミディアムを使用しましょう。


2、マレットの柄

材質

柄の材質には籐(ラタン)のものと木(バーチ、メープル)があります。

 

  • ラタン柄・・・しなりがありますので、マレット事態がポンとはねてくれます。
  •  

  • バーチ柄・・・木ですのでしなりが少なく安定感はありますが、バウンドを手が吸収するので、たたき方によっては手に負担がかかる場合があります。

 

昔はラタン柄が主流でしたが海外ではバーチを使う奏者が多く、そのマレットも多く販売されています。
初心者の方にはラタン柄を使うことをおすすめ致します。

 

長さ

最近では4本撥(片手に2本ずつもつ)で演奏することを考慮された柄が長いタイプのものも多くなってきています。
柄の長さが左右違うものを使うと音に違いが出てきますので、購入する際は長さが均等になっているかきちんとチェックしましょう。

3、マレットのヘッド

 

ヘッドは毛糸や綿で巻かれたものがほとんどですが、その巻き加減や毛の種類の違いによって音が変わってきます。

 

しかし、巻かれている中身(毛糸をすべてとりはずすと)ゴム素材のヘッドがでてきます。
これが、固さのもとになります。

 

また、ゴムの形にはまん丸のものや楕円形のものなどありますが、この形によっても音が変わってきます。
これは鍵盤にあたる面積の違いによるものです。

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木下昌子オフィシャルサイト「ストレッチ&マリンバ」


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