ツイート

テナードラム | 打楽器の種類とその特徴
テナードラム Tenor drum
胴の深い中型の太鼓のことでフィールドドラムまたは中太鼓とも呼ばれます。
スネアドラムとくらべ音色が暗くて低く、スナッピーがついていないのが特徴です。
クラシック音楽の楽譜上でこのテナードラムの指定がある場合でも、小太鼓やトムトムなどで代用する場合もあります。
19世紀初期に軍楽隊で使われるようになったこのテナードラムは、日本のパレードにおいても音楽隊が使用しているのを見かけます。
マーチング用のスネアドラムを使用する団体が多いですが、フィールドドラムでの行進はその音や雰囲気に威厳があり、重厚な風格を感じさせます。
※クオードなどのマーチングパーカッションはマルチテナードラムを参照してください。