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トライアングル | メーカーの種類とラインナップ一覧
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トライアングル
その名の通り、三角形(トライアングル)の金属楽器。
オーケストラや吹奏楽において欠かすことのできない打楽器ですが、教育楽器としても幼稚園や小学校などで多用されます。
トライアングルはシンバルなどと同様に、チューニングによる音の調整ができず、素材そのものが音色となるため、交響楽団は素材、サイズ、形の異なるものをいくつか所有しています。
プロに愛用者が多いドイツのメーカー「スタジオ49」をはじめ、教育楽器としておすすめの「ヤマハ」「ゼンオン」「スズキ」など、トライアングルを取り扱う製造メーカーは数多いです。
奏法について
演奏には「ビーター」と呼ばれるトライアングル専用の金属棒が用いられます。
楽器は直接手に持つと響きが得られないため、ひもに通し吊るした状態にする必要があり、他の打楽器と同時に演奏する場合や持ち替えを急ぐ場合にはあらかじめスタンドなどに吊るします。
トライアングルは非常に余韻が長いので、場面によっては手で楽器をおさえつけミュート(響きをとめる)します。
また、ポピュラー音楽においては、あえてミュートした状態で鳴らす「クローズ」とミュートしていない「オープン」の音を組み合わせて様々なリズム・バリエーションをつくることも多いです。
他にも、内角の部分を使って細かいリズムを刻んだり“トレモロ”をしたりと、シンプルながら奥深い楽器なのです。