
8ビートを叩いてみよう | 初心者のためのカホン講座
カホンの基本的な叩き方を覚えたら、いよいよリズム・パターンにチャレンジ!
今回紹介するリズムは8ビート(エイト・ビート)といわれる基本的なパターンです。
その中でも特に多く使われる以下の4つのパターンを叩いてみましょう。
パターン@ |
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パターンA |
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パターンB |
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パターンC |
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上記4つのパターンを使ったフレーズ |
8ビートとは?
すでにご存知の方も多いと思いますが、8ビートとは主にドラム・セットで使われる代表的なリズム・パターンです。
8分音符を主体に構成されたビートという意味で、ロックやポップスをはじめとした現在のポピュラー音楽に最も多く使われているスタイルです。
具体的には、以下に紹介する譜例のように、4分の4拍子を「1と2と3と4と(イチ・トー・ニー・トー・サン・トー・シー・トー)」といったように合計8つのカウントに分けます。
また、2拍目と4拍目にアクセントをおく“アフタービート”と呼ばれるスタイルをもちます。
練習時のポイント
まずは、基本中の基本といえるパターン@をゆっくりなテンポで「1・&・2・&・3・&・4・&」と声を出しながら1音ずつ確かめるつもりで練習しましょう。
叩き込んでいくと8ビートのリズムの流れがだんだんと感じれるようになります。
ロー、ハイ、タッチの音色を意識しながら演奏しましょう。
音量のバランスはハイとローが同じ、タッチはかすかに聴こえるぐらいでよいです。特にパターン@、A、Bでは、左手ローの音量が小さくならないように注意しましょう。
右手から交互に叩く手順に慣れてきたら、今度はそれぞれのパターンを「ローとハイを右手」、「タッチを左手」と割り当てて演奏してみましょう。
交互の手順に比べ、それぞれの粒が出しやすい反面、流れが不安定になりやすいので、そのへんの注意が必要になってきます。
ローとハイを右手、タッチを左手に割り当てた例
8ビートは幅広い楽曲演奏に使えるリズム・パターンです。しっかり叩き込んで体に植え付けましょう!