チェンジアップ | 打楽器上達に欠かせない10の基礎練習メニュー

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チェンジ・アップ | 打楽器のための基礎練習メニュー

Bチェンジ・アップ

※四分音符=60〜100のテンポ

 

一定のテンポの中で2分音符から32分音符までのリズムを正確に叩きわけるリズム感覚を養うための練習です。

音大受験やプロ・オーケストラのオーディションの課題として使われるメニューでもあります。つまり言い方を変えれば、リズム感覚などの基礎力の有無がこの課題を聴けばおよそわかってしまう。逆の見方をすれば、基礎力を身に付ける上でとても重要な練習であるといえます。

 

人は機械ではないので完璧なテンポキープは不可能です。しかし、リズムの要であるドラマーや打楽器奏者が演奏途中に「ドラムでフィルイン時やパターンが変わる度にテンポが揺れてしまう」ようでは良いアンサンブルは生まれてきませんよね。

 

ドラマーが興奮してテンポが速くなってしまうのはよくある話ですが、短いフレーズ内もしくは小節間で速くなるのは聴衆にとっても一緒にアンサンブルするメンバーにとっても都合悪いです。

 

この練習はそのようなリズムの癖の見直しやその癖の修正にもとても効果的です。

 

 

練習時のポイント

まずはテンポ60!

必ずメトロノームを使い、初心者の方はまずテンポ60で正確に叩けるようにしましょう。

 

頭の中で細かい音符を刻む

長い音符のときは、細分化した音符(8分音符や16分音符)を頭の中で意識しましょう。

 

言葉でイメージ作り

慣れていない方にとって5連譜や7連譜は難しいかもしれません。5文字、7文字の言葉をテンポに当てはめるとイメージが作りやすくなります。

 

慣れてくると叩いてるリズムパターン以外のリズムパターンもイメージできるようになります。(例えば、8分音符を叩いているときには3連譜、16分音符を叩いてるときに6連譜がイメージできる)

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